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SNTPサーバにもなる定番NTPクライアント – 桜時計

桜時計は、時刻合わせを行う定番のソフトウェアで、NTP サーバーと通信してコンピュータの時刻を正しい時刻に修正する。

コンピュータにとって正確な日時が重要になることもあるため、このような時刻修正機能はWindows にも搭載されているが、Windows7 においても通信に失敗したり動作が遅かったりする。

また、時刻修正の頻度などの調整も標準では行えないため、レジストリを編集するなどの必要があるが、これらの操作は上級ユーザーでなければ難しい。

このため、桜時計などのソフトウェアが必要になることがある(ちなみに、先日の録画サーバーの時刻修正に利用した)。

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ダウンロード

桜時計の詳細情報 : Vector ソフトを探す!」から「skrw021.lzh」をダウンロードする。

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※参考:桜時計|Windows 7 アプリケーション動作報告リスト
※Windows7 SP1 64bit および WindowsXP 32bit で試用した

ファイルの展開

ダウンロードした「skrw021.lzh」を解凍する。

使い方

起動のしかた

「SKRWATCH.EXE」を実行する。

起動したところ。

使い方は簡単で、「オンライン」ボタンを押すだけで時刻修正が行われる。

「閉じる」をクリックすると常駐したままになり、「終了」をクリックすると桜時計が終了する。また、「起動時にオンラインにする」をチェックしておけば起動するだけで時刻修正が行われる。

Windows7 の場合

Windows7 で動作させたところ「時刻設定ができません」となった。

一度終了し管理者として実行したところ問題なく動作した。

管理者として実行したところ時刻設定が行われた。

SNTP サーバー

NTP サーバーは時刻修正のためのデータをやり取りするだけではあるが、おびただしい接続数にNTP サーバーの提供元が悩まされる事象も発生している。

NTP サーバーと通信する桜時計はクライアントと呼ばれる。桜時計はクライアントとしての動作だけでなくサーバーとしての動作も可能なため、外部のNTP サーバーには1つの桜時計だけが通信し、ほかの桜時計はサーバーとして動作している桜時計に時刻を問い合わせるよう設定ができる。

これによ り、公開されている外部NTP サーバーに不必要なトラフィックを発生さること無く、多くのネットワーク内の端末の時刻合わせが可能になる。試していないがNTP は定義されたプロトコルによって通信するため、Windows 以外のLinux などのパソコンやNAS やルーターなど機械装置との通信も可能であると推測できる。

そもそも、安価なルーターにもNTP クライアント機能だけでなく、NTP サーバー機能が搭載されていれば嬉しいのだが。

Windows7 で動作させている桜時計をSNTP サーバーとして動作させた。ファイヤーウォールの警告がでたら許可しておく。

今度はWindowsXP の桜時計を操作し、NTP サーバーのアドレスにWindows7 のIP アドレスを指定して「オンライン」をクリックする。すると、Windows7 側の桜時計にクライアントから問い合わせがあったことが表示される。

WindowsXP 側をSNTP サーバーとして動作させようとしたところ、「bind エラー」となった。

そのほか

タイムゾーン

オプションとしてタイムゾーンを設定する画面が表示できるのだが、WindowsXP では正常動作したものの、Windows7 では時計の追加画面が表示された。

レジストリ

readme.txt によれば、レジストリを利用しているようだ。

レジストリの、HKEY_CURRENT_USER\Software\UNO Shintaro\Sakura Watch 以下に動作のための情報をおいてあるので、気になる方はこれも削除してください。

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コメント

  1. @MultaAzrail より:

    @inaho_wakano ダメなら、、、
    https://t.co/DMECIOAil4
    https://t.co/hCVUPOfHH1
    を使って、スタートアップにも登録するとか。。
    で、これでもダメならOSの再インストールかな?(w